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11月9日実施読書会案内:課題本「石橋湛山」  増田 弘著  中公新書

課題本は、「石橋湛山」副タイトルは、「リベラリストの真髄」\994

課題本の紹介

在野のエコノミストとして、又、悲劇の宰相として名高い石橋湛山の原点と真骨頂は言論人としての存在にある。即ち、1910年以降の政府・軍部に見られる武断政治、対外膨張政策に真っ向から対峙して「小日本主義」を掲げ、ラデイカルな大正デモクラシーの論客として軍国主義批判を貫いた。新資料を踏まえて言論人湛山の思想を検討すると共に、戦後、に日中貿易再会、脱冷戦の思想を思想を説いた政治家の顔を照射して巨人の全貌を明示する。

(課題本の概要)
(概要)本書「おわりに」からの抜粋:「どうしてあのような困難な時代にこれほどの透徹した歴史認識を持ちえたのか、いかにして日本の将来と世界の動きを洞察できたのか」との驚きや疑問、それが湛山研究者の共通項ではあるまいか。時の権力や圧力に屈することなく、世評にも惑わされず、ひたすら自己の信念に忠実に従う、その凛とした生き様と人生哲学に引き寄せられるからではなかろうか。
又、著者は、「はじめに」で本書の目的として以下の3つを挙げています。@言論人・思想家湛山の知られざる実像に迫り、日本史の近代史のスクリーン上にそれを写し出す。A戦後の政治家時代とその評価➂湛山の眼を通して見た日本の政治外交史を論じる。「在野のエコノミスト」、「異端の言論人」、「悲劇の宰相」など様々な側面を持つ石橋湛山という人物の88年の生涯(1884-1973/明治17年-昭和48年)について、短時間ではありますが、皆様とご一緒に語り合えることを大変幸甚に存じます。


4つの設問
1.2章から4章にかけて、1910年代、1920年代、1930年代の三つの時代区分に分け、世界の動き(とりわけ中国)、日本の政治・外交・経済、軍拡や軍部の動き、そして日本のジャーナリズムの潮流が述べられています。湛山は新報社の社説などを通じて「小日本主義」「大日本主義の幻想」に代表されるような独自性溢れる言説を展開しています。あなたが印象に残る湛山の主義・主張、思想及びそれに対するあなたの評価をお聞かせ下さい。

2.政府も軍部も世論が一番怖い存在、世論を敵に回すと目的を成就するのは困難、世論工作が極めて最重要事項だったと思われます。大新聞も基本的には戦争拡大に対し抑制的・理性的な報道をしていたと半藤一利は「戦う石橋湛山」で書いています。しかし、その潮目は満州事変後から変わり始め、新聞は満蒙危機のムードを盛り上げました。戦火を煽るマスコミが、戦火を支持する国民を作り上げた様に思われます。湛山の孤独な闘い、ジャーナリズムの役割・責任、世論に与える影響についてあなたの考えるところを述べて下さい。

3.著者はこの本の第二の目的として「戦後の政治家時代とその評価」を挙げています。湛山の政治家時代とその評価、短命であった哲人宰相の存在意義、又、引退後の政治・外交活動等についてあなたの考えるところを述べてください。(思いがけない大蔵大臣就任、理不尽な公職追放、奇跡の総理大臣就任、対中・対ソ活動他)

4.この本を読んだあなたの感想を自由に述べて下さい。
(例えば湛山のどこに注目したか、又、湛山の言論や政治人生を顧みて、今現在の日本の政治・外交・経済の進むべき道に対して何かヒントや暗示、或いは参考になるところがあったら述べて下さい。その他、何でも自由に述べて下さい)

回答と返信上の注意:
上記の各質問への回答は、回答のみをA4用紙の1枚に纏めてください。
回答用紙の最上段に以下を記載し、その行の下から、1、2、3、4、の順に、番号と回答のみを書いてください。
回答者氏名:  『石橋湛山』 中公新書 実施 2019年11月9日
回答送付先/事務局FAX 045-261-8300 Eメールtadmurasan@nifty.com
回答締切 令和元年11月3日(日)





2019年4月から2020年3月までの読書会の課題本決定

毎月、第2土曜日に読書会を実施します。多くの皆様のご参加を歓迎致します。尚、6月8日は『砂糖の世界史』(川北稔著)、7月13日は草思社文庫『文明崩壊(上巻)』を、8月10日は、NHK出版新書『宗教国家アメリカの不思議な論理』を予定しています。

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